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モバイルバッテリーというと、スマートフォン (以下スマホ) やノートPCの充電というイメージが強いかもしれませんが、近年デジタル一眼レフ&ミラーレスカメラに代表されるカメラの充電や給電 (カメラに電力を供給しながら、カメラを使用する状態 / 以下 充給電) にモバイルバッテリーを使用するユーザーが増えているのをご存知でしょうか。今回は、カメラの充給電にモバイルバッテリーがオススメな理由と、有効な利用シーンを徹底解説します。
Contents
カメラの充給電とモバイルバッテリーの関係性を語る上で欠かせないのがUSB (ユニバーサル・シリアル・バス) の存在です。USBは今や多くのPCやスマホ等に採用されている周辺機器を接続するための国際規格です。USBが普及する前までカメラは付属されている個々のモデル専用のACアダプターを使用した充電が主流でしたが、Micro USBおよびUSB Type-C (以下USB-C) が充給電ポートとして採用されるようになったことで、カメラへのモバイルバッテリーからの電力の入力が可能になりました。
そしてUSB-Cの給電面における拡張規格であり、最大100Wの出入力を叶えるUSB Power Deliveryが、より大きな電力を要する高性能なカメラへのUSB採用をさらに後押ししています。またカメラの性能進化も著しく、高性能な一眼レフやフルサイズミラーレスデジタルカメラは、写真撮影だけでなく動画撮影が可能なモデルも増えています。動画撮影のような長時間カメラの電源をオンにしているするモデルは同時に多くのバッテリーを消費するため、内蔵バッテリーや予備バッテリーだけでは充電が持たないといった場面も少なくありません。
この2つの流れを受け、カメラの充電にモバイルバッテリーを活用することへの注目が高まっています。
参照: 最先端の充電規格、USB Power Deliveryとは?
長時間の撮影を行う際は、内蔵バッテリーと合わせて予備バッテリーを持ち運ぶことが一般的です。予備バッテリーがあれば、バッテリーの残量が少なくなっても取り替えるだけですぐに撮影を再開できるというメリットがありますが、カメラのモデル毎にバッテリーのサイズや形状がケースが多く、複数のモデル間で共有ができないことやバッテリー自体の価格が高いことがカメラユーザーの悩みでした。しかし大容量のモバイルバッテリーを使用すればたった一台のモバイルバッテリーで複数のモデルを充電することが可能になります。
また、フルサイズミラーレスカメラのような常時背面液晶や電子ファインダーが起動しているカメラは、通常の一眼レフカメラと比べて電池の消耗が激しい場合があります。そんな時に予備バッテリーだけでなく、安心材料としてモバイルバッテリーがあれば、万が一予備バッテリーが切れてしまった時でもすぐにバッテリーを充電できます。
モバイルバッテリーは軽量でコンパクトなものから大容量のものまで、様々な種類があります。 それぞれのニーズに合わせて容量を選ぶことで撮影のシーンに合わせた充給電ができるだけなく、予備バッテリーと比較して手頃な価格で購入できることも魅力の一つです。カメラの予備バッテリー同士の互換性を考慮すると、予備バッテリーを持ち運ぶことが一番の安心材料になりますが、それだけでは不安という方には、20000mAh以上のモバイルバッテリーを代替品として購入しておく、という選択肢も考えられるでしょう。
動画撮影や電源が確保しづらい屋外での撮影時にうっかりカメラのバッテリーが無くなり、貴重な撮影の機会を逃さないためにも、モバイルバッテリーを一緒に持ち運ぶことが大きな安心材料になります。
モバイルバッテリーの使用が推奨される撮影シーンは以下の3つです。
*作例イメージ (Panasonic様ご提供)
夜間での長時間撮影やタイムラプス撮影のような長回しを行うシーンでは、本体バッテリー+予備バッテリーだけでは充電が心もとなく感じる方も多いはず。 そんなときはカメラへの給電に対応したモバイルバッテリーを使用すると、バッテリーの残量を気にすることなく安心して長時間の撮影を行えます。
各メーカーのカメラおよび対応モバイルバッテリーは下記を参照 >
*作例イメージ (Panasonic様ご提供)
ドローンを駆使した上空からの長時間撮影にも、モバイルバッテリーは心強いサポーターです。その理由はモバイルバッテリーがカメラへの充給電だけでなく、お使いのドローンにも充電ができるため。 なかでも最適なのは、超大容量 (20000mAh以上) のモバイルバッテリー。さらに複数ポートを搭載した超大容量モデルであれば、カメラと他のUSB機器も同時に充電可能になります。
各メーカーのカメラおよび対応モバイルバッテリーは下記を参照 >
*作例イメージ (Panasonic様ご提供)
最後にご紹介したいのが電源にすぐにアクセスできないような屋外での映像撮影シーン。特に寒冷地や砂漠のように極端な環境では、バッテリーの持ちが悪くなる場合があります (※一般的にバッテリーの保管や使用は、約5℃ ~ 45℃の範囲で行うことが好ましい) 。モバイルバッテリーはカメラの予備電源としてだけではなく、ライフラインである通信手段の電源確保としても使えるため、より多くの電力を確保できるような状態にしておくことが最適でしょう。
参照: 寿命や交換はどれくらい?みんなの知らないバッテリーの話
各メーカーのカメラおよび対応モバイルバッテリーは下記を参照 >
Panasonic: LUMIX S1H
「Changing Photography」をブランド・フィロソフィーに掲げ、2008年、世界初のミラーレス一眼カメラシステムとして誕生したLUMIX Gシリーズ。
LUMIX Sシリーズ「S1R」、「S1」は、そのLUMIXの新たな可能性を提案します。高精細・高感度な撮影を実現するフルサイズCMOSセンサーを搭載。フルサイズミラーレス一眼カメラでは世界初となる4K / 60p動画記録に対応。最新の光学技術と革新的な電子制御技術の融合が、これまでにない表現世界を切り拓きます。
また、「S1R」は「カメラグランプリ2019 大賞」に受賞するなど多くのカメラユーザーから評価されている35mm判フルサイズミラーレス機。
そのなかでも新たに発売された「LUMIX S1H」は、6K解像度での記録と手ブレ補正、長時間撮影が可能なオススメのモデル。また、インターバル撮影された写真から4K60pのタイムラプス動画の生成も可能なため、より効果的な作品作りが可能です。これらの機能を組み合わせた本格的なシネマ映像の撮影ができるフルサイズミラーレス一眼カメラになります。
今回ご紹介するモバイルバッテリーは全てLUMIX Sシリーズとの互換性確認を実施しているため、安心してお使いいただくことができます。プロフェッショナルカメラ、LUMIX Sシリーズをご利用するカメラユーザーにオススメしたいモバイルバッテリーです。
・Anker PowerCore+ 26800 PD (充電+給電可能)
・Anker PowerCore+ 26800 PD 45W (充電+給電可能)
・Anker PowerCore Speed 20000 PD (充電のみ)
・Anker PowerCore 10000 PD (充電のみ)
OLYMPUS: OM-D E-M1 Mark III
OM-Dは、デジタル専用設計と最先端テクノロジーにより小型軽量と最高画質を両立させたオリンパスの本格ミラーレス一眼システムカメラです。E-M1シリーズはOM-Dのプロフェッショナルモデルで、なかでも2016年12月に発売した「OM-D E-M1 Mark II」はカメラグランプリ2017大賞を受賞するなど、他の追随を許さない機動力と信頼性でプロ写真家やカメラユーザーから絶大な支持を得ています。
新たに発売された「OM-D E-M1 Mark III」は、世界最高 (※) 7.5段の補正効果を持つ強力な手ぶれ補正機構と新画像処理エンジン「TruePic IX」を防塵・防滴・耐低温構造の小型軽量ボディに搭載し、さらなる高画質撮影が可能になりました。AFシステムの進化に加え、星空のピント合わせに特化した星空AFも新たに搭載。 また最高約18コマ / 秒のAF / AE追従高速連写など充実の基本性能を誇り、高解像写真を生成する「5000万画素手持ちハイレゾショット」やNDフィルター無しでスローシャッター効果を使った撮影を可能にする「ライブND」といった高度な撮影機能も搭載しました。シーンや被写体を選ばず、あらゆる場所や環境下で思い通りの撮影を実現します。
OM-Dシリーズでは「OM-D E-M1X」と「OM-D E-M1 Mark III 」がUSB PDに対応。付属の充電器と同じく、「Anker PowerPort III mini」なら最大2時間でカメラ本体を満充電することが可能です。また屋外での充電環境を整えるなら、超大容量モバイルバッテリー「Anker PowerCore+ 26800 PD」がオススメ。移動中の充電だけでなく、USB給電によりコンポジット撮影、インターバル撮影や動画撮影など、より長時間の撮影も強力にサポートします。
OLYMPUS OM-D E-M1シリーズに対応した急速充電器 / モバイルバッテリー
・Anker PowerPort III mini (充電+給電可能)
・Anker PowerCore+ 26800 PD (充電+給電可能)
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