高速通信規格「Thunderbolt (サンダーボルト) ™」とは?USB Type-Cとの違いや「Thunderbolt 4」もあわせて解説

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Thunderbolt™は、PC本体と外付けディスプレイやストレージなどの外部機器を接続するために活用されている高速通信規格です。名前を目にしたことがあっても、USB Type-C (以下USB-C) と何が違うのか、またどのような強みがあるのかわからないという方も多いのではないでしょうか。本記事では、Thunderboltの仕様や特徴、メリットなどを解説し、最新規格の「Thunderbolt 4」に対応したおすすめのAnker製品もあわせてご紹介します。

Contents
Thunderboltとは?
最新規格「Thunderbolt 4」の特徴
Thunderbolt 4対応のおすすめAnker製品

 

Thunderboltとは?


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Thunderbolt (サンダーボルト) とは、Intel社とApple社の共同開発によって2011年に誕生したデータ伝送技術とその対応規格の総称です。高速・大容量のデータ伝送に特化したもので、2015年以降から主流となった「Thunderbolt 3」では最大40Gbpsの転送速度を実現しています。各種ファイルのローディングなどはもちろん、サブモニターとの接続やUSB Power Delivery (以下USB PD) などにも対応しているため、さまざまな外部機器との連携を可能にした規格です。

USB PDについて、詳しくはこちら

<Thunderboltの変遷>
発表年月 規格 変遷 最大転送速度 採用端子
2011年2月 Thunderbolt Macbook Pro (Early 2011) で初採用 10Gbps Mini DisplayPort
2013年12月 Thunderbolt 2 転送速度20Gbpsを実現 20Gbps Mini DisplayPort
2015年6月 Thunderbolt 3 USB-C端子を採用 40Gbps USB-C
2020年1月 Thunderbolt 4 USB4に準拠 40Gbps USB-C

ThunderboltとUSB-C端子との違い
Thunderboltはデータ通信規格、USB-Cは端子の形状の総称ですが、Thunderbolt 3 / Thunderbolt 4は端子にUSB-Cを採用していることから、両者が同じものであると誤解されていることがあります。USB-Cを採用している製品は、転送規格USB 3.1やUSB PDなど対応している規格が様々あり、Thunderbolt 3 / Thunderbolt 4に対応しているとは限りません。たとえば、Macbook Proなどの機器で搭載されている端子には「Thunderbolt 3 (USB-C) 」という表記があり、これはUSB-C ケーブルを利用することも、Thunderbolt 3規格のケーブルを利用することも可能であることを表しています。製品によって対応規格が異なるので、Thunderboltに対応した製品か必ず確認しましょう。

 

最新規格「Thunderbolt 4」の特徴


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「Thunderbolt 4」は2020年にIntel社によって発表された次世代規格です。Thunderbolt 3を凌ぐ高度なパフォーマンスを実現しており、4Kディスプレイへの同時接続可能数の最低要件が1台から2台へと増加しました。さらに、最新の映像出力技術である8K (7,680×4,320ピクセル) の出力にも対応しているため、従来の映像規格から飛躍的に進化した高精細の映像も楽しめます。
映像出力はもちろん、ストレージの移行やファイルの整理時のデータ転送速度はThunderbolt 3と同じく40Gbpsを維持しながら、PCIeデバイスへのデータ転送速度の最低要件も16Gbpsから32Gbpsに向上しています。その他、ネットワーク接続や急速充電などにも対応しており、さまざまな用途で総合的に活用できるメリットがあります。また、Thunderbolt 4では同じく次世代通信規格として普及が進みつつある「USB4」に準拠しており、Thunderbolt 3機器との互換性も当然あるため、幅広い機器に対する汎用性の高さとデータ伝送速度の速さを両立させることに成功しました。

Thunderbolt 4 ケーブルの統合
Thunderbolt 3ではケーブルの方式が「アクティブケーブル」と「パッシブケーブル」の2種類あり、USB 3.1 Gen 2やUSB 3.2 Gen 2x2との互換性や長さ80cm以上のメリット・デメリットから選びづらいことがありましたが、Thunderbolt 4では新たに「ユニバーサルケーブル」として統合されており、互換性を保持したままで最長2mまでの長さを実現しています。

 

Thunderbolt 4対応のおすすめ製品


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超高速のデータ伝送に対応しつつ、高い汎用性を備えた次世代の通信規格であるThunderbolt 4ですが、実際の製品にはどのようなものが存在するのでしょうか。最後に、Ankerおすすめの最新製品をご紹介します。

 

デバイスの柔軟性を高めるドッキングステーション: Anker PowerExpand Elite 12-in-1 Thunderbolt 4 Dock

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汎用性に優れながら、ハイスペックな通信スピードを備えていることがThunderbolt 4の魅力ですが、既存のUSB端子やHDMI端子など、異なる規格のケーブルを活用しなければならない機会もまだまだ多いでしょう。そこで是非導入したいのが、映像出力端子や通信回線、SDカードスロットやオーディオジャックなど多様なデバイスの接続を一元化できる「ドッキングステーション」です。
本製品はThunderbolt 4規格対応で、急速充電から超高速データ転送までの幅広い機能をカバーするフラッグシップモデルです。2つのThunderbolt 4 USB-Cポート、最大20W出力のPDに対応したUSB-Cポート、2つの4K対応HDMIポートなど12のポートがひとつになり、あらゆる機能にこれひとつでアクセスできます。Thunderbolt 4ポートの搭載により、高速データ転送、複数画面出力、ノートPCへのフルスピード充電などのすべての作業を1つのポートで行うことができ、お使いのノートPCの性能を最大限に引き出すことが可能になりました。Thunderbolt 4ポートで最大8K (30Hz) 、HDMIポートで最大4K (60Hz) の出力が可能で、高画質なコンテンツを最大3つの外部モニターで同時にお楽しみいただけます (※1) 。

本製品を立てて使用したい場合は、別売りの「Anker PowerExpand Elite 12-in-1 Thunderbolt 4 Dock (APEX) 用 ドックスタンド」をご使用ください。

 (※1) M1チップ搭載のMacbook Air / Pro には対応していません。macOSでは、HDMIポートを経由して接続した場合ミラーモードとして表示されます。

 

必要十分な機能を備えたエントリーモデル: Anker PowerExpand 5-in-1 Thunderbolt 4 Mini Dock

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動画編集などでデータ転送をメインに使用する方に最適なモデル。最大85W出力のアップストリームポートと8K (30Hz) に対応した3つのダウンストリームポートの計4つのThunderbolt 4ポートを備え、シンプルながら幅広い用途で活用できます。「Thunderbolt 4のスロット数を増設したい」「外部ディスプレイへの接続など、特定の用途でドッキングステーションが必要になった」といったニーズに対応できる製品です。
同時に2つの画面へ4K (60Hz) での出力が可能で、2つの鮮明なディスプレイで高画質なコンテンツをお楽しみいただけます (※2) 。

 (※2) M1チップ搭載のMacBook Proなどの一部のノートPCでは複数画面での出力に対応していない場合があります。本製品は3画面出力には対応していません。

 

最新技術にアクセスするためのケーブル: Anker USB-C & USB-C Thunderbolt 4 100W ケーブル 0.7m

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Thunderbolt 4の認証を取得したケーブルで、ノートPCやスマホ、タブレット端末などの幅広いUSB-C機器に対応します。互換性のあるUSB急速充電器を使用することで、最大100Wのフルスピード充電が可能 (※3)、最大40Gbpsのデータ転送速度により、TV番組や映画、音楽を瞬時に転送することができます。また、1台のモニターに接続の場合は8Kで、2台のモニターに接続した場合は4Kで高画質な映像をお楽しみいただけ、最新技術を余すところなく活用するために役立つアイテムです。

 (※3) 互換性のあるUSB急速充電器を使用した場合

 
 

2020年に発表された規格であるThunderbolt 4は、Thunderbolt 3の持つ「汎用性の高さ」「優れたデータ転送速度」といった長所をさらに進化させた、次世代の通信技術です。高速通信を必要とするオンラインゲームなどに是非AnkerのThunderbolt 4対応製品をお役立てください。

参考
インテル株式会社「Thunderbolt™ 4 とは?」